今回は高野山へ日帰りツーリングに行ってきました。
高野山へのメインルートとしては、国道370号線が一般的なのですが、ツーリングマップルを見てみると国道371号線のところに「渓流と森の中癒しのルート」と書いてあったのが気になり、今回は行きは国道371号線、帰りは国道370号線として地図で見ると一周するようなルートで行ってきました。
国道371号線
この国道371号線は上の写真のようにほぼ一車線の細い道です。
橋本市側からの入口には、道が狭いから国道370号線を通るように看板があります。
車の場合はこの看板に従った方が無難でしょう。
それでも中間地点にあるやどり温泉までの間は結構車が多いです。また、カーブも多いので、バイクでも通る際は注意してください。
こうやくん
高野山開創1200年マスコットキャラクターの「こうやくん」
平成27年に開創1200年を迎えたとのことです。
このこうやくん看板は至る所に置いてあります。金剛峯寺の中には顔抜き看板もありましたよ。
中にはこんな石像もありました。
金剛峯寺
まずは最初に高野山真言宗の総本山である金剛峯寺です。
国道371号線から来ると、一度高野山内を走り抜けることになります。
金剛峯寺前の第1駐車場は満車だったので、少し離れた第2駐車場に停めました。
なお、高野山内の駐車場は基本無料となっていてとても良心的です。ありがたいですね。(中には有料もあるみたいなので注意して選んでください。)
中は結構広く、見どころもたくさんあるので、時間に余裕を持って拝観する方がいいと思います。
その中でも柳の間は、かの関白豊臣秀次が自刃した部屋となっています。
また、別殿の襖絵には黒犬と白犬が描かれていて可愛かったですよ。
なお、襖絵については撮影禁止です。
新別殿ではお茶とお菓子が配布されるので、ぜひ頂いてみてください。
ここでお茶を頂きながら休憩しているとしばらくしてお坊さんが入ってきました。
何かと思っていたら、ここでは時間ごとにお坊さんが来て法話をお話しされるとのことでした。
私が行った時のお坊さんは、なかなか話し方が面白く、最後には手品までされていました。
時間があったらぜひ休憩がてら聞いていかれたらと思います。
こちらは蟠龍庭(ばんりゅうてい)です。
この庭園は国内最大級だそうです。雄の龍と雌の龍を表しているとのことでした。
この日は快晴だったので、白い石が眩しかったです。
金剛峯寺の拝観料や受付時間等はこのようになっていました。
奥の院
続いては、中の橋駐車場まで移動して奥の院へと向かいます。
中の橋から奥の院への入口です。
奥の院には上の地図のようにいろんな有名な偉人の墓地がたくさんあります。
偉人の墓地を巡りたいのならば、一の橋から歩くほうが多く巡ることができるようです。
しろありの供養
ヤクルト
福助
UCC
などなど、中の橋から入ってすぐにこのような大企業のものが多く建立されています。
少し進むと英霊殿があります。
忠臣蔵で有名な赤穂藩浅野内匠頭の本家である安芸浅野家墓所
藩祖黒田官兵衛の筑前黒田家墓所
さすがの豊臣家、とても立派な墓所です。
言わずもがな織田信長の墓所です。
横には信長の家臣であった筒井順慶の墓所もあります。
浄土宗の開祖である法然上人墓所
浄土真宗の開祖である親鸞聖人霊屋
奥の院は森の中で苔むしていて悠久の時を感じさせてくれます。
この御廟の橋から先は撮影禁止となっています。
帰り際に金剛峯寺の前を通ったら人だかりができていました。
メインルートである国道370号線から帰るため、最後に大門を後にして帰りました。
中の橋駐車場にあった高野龍神スカイラインの案内図
高野龍神スカイラインは無料のスカイラインですが、これを見てみると料金所が書いてあるように昔は有料道路でした。
スカイラインは有料のところが多いのでありがたいですね。
今回は時間がなくて行けませんでしたが、今度は高野龍神スカイラインメインで来てみたいと思いました。