2018年8月、この日は奈良県の天川村にある洞川温泉へとツーリングに行ってきました。
初メッシュジャケット
これまでは、いつ雨が降ってもいいようにと、コミネのJK-555 WPプロテクション3レイヤーパーカージャケットという防水透湿のジャケットを着ていたんですが、防水ということもあり、風がほとんど入ってこず、夏に着るには暑すぎるものでした。
暑くても耐えながら着ていましたが、今年の猛暑に耐えかねてついにメッシュジャケットに手を出してしまいました。
そこで買ったのが、コミネのJK-300 レジェンドメッシュジャケットです。
今回はこのメッシュジャケットを着ての初ツーリングとなりました。
メッシュジャケットは初めて着ましたが、信号待ちなどで止まっていても風が吹くと結構涼しくて快適ですね。
これは買ってよかったと楽しく国道309号線を天川へと走っていましたが、急に雲行きが怪しくなってきたかと思っていたところ、トンネルを抜けたら豪雨でした。
幸いトンネルを抜けてすぐのところに雨宿りできるところがあったので、30分ほど待っていると晴れてきました。
この日も猛暑だったので、雨が上がるとアスファルトの熱で地面から水蒸気が上がっていました。
雨も上がってよかったと思って出発しましたが、洞川温泉に入る直前で渋滞している時に再度豪雨に見舞われ、細い道での渋滞だったためレインスーツを着る場所もなく、降られるがままずぶ濡れになってしまいました。
こんなことならいつもの防水ジャケットで来ればよかったと後悔した次第です。
洞川温泉といえば、名水百選に選ばれている「ごろごろ水」という名水が有名ですが、そのごろごろ水の採水場を過ぎたところにあるのが母公堂です。
ここは、その昔大峯山にて修行する修験者の母が子を心配して会いに来た際に、これより先に進むと危ないからと修験者がここで待つようにとこの母公堂を作ったものだそうです。
当初は特に寄る予定ではなかったのですが、雨宿りできる場所を探して走っていたところ、寄らせてもらったというところでした。ここの方には快く雨宿りをさせていただき、とても助かりました。
洞川温泉川魚センター
本日の主な目的は、この洞川温泉川魚センターです。
ここでは、イワナの刺身を食べることができるとのことで、それを目的にやってきました。
入口にあった置物。
何かと思えば、まさかのドラ〇もんだそうです。
ここまで似ても似つかなければ逆に問題はないのかもしれませんね…
さて、いざ目当ての刺身を注文しようとしたところ、まさかの売り切れでした…
ないものは仕方ないので、アマゴとイワナの塩焼きと鱒の刺身を食べてきました。
塩焼きはこんな感じで作られていました。
洞川温泉街
洞川温泉は、昔ながらの温泉街といった趣があります。
今となっては珍しい、射的の店もありました。
奈良に来るとよく陀羅尼助という胃腸薬がよく売っていますが、この陀羅尼助は洞川発祥だそうで、洞川温泉街には陀羅尼助がいたる所で売られていました。
洞川の名水で作られた豆腐です。
1皿200円でその場で食べることができます。
川魚の亀清
温泉街の中で川魚の塩焼きなどを食べることができるお店としてこの亀清があります。
ここではあまごの刺身を食べることができるのですが、おすすめは子持鮎の塩焼きです。
鮎の塩焼きはどこでもよく見かけますが、この子持鮎というのはなかなか珍しいと思います。
お腹には卵がびっしり詰まっていて、とても食べごたえがありました。
これを目的にまた来てもいいと思えるぐらいおいしかったです。
龍泉寺・吊橋かりがね橋
真言宗のお寺である龍泉寺です。
このお寺には滝行用の龍王の滝や水が湧き出ている竜の口などがあります。
そして、裏山を登っていくと「かりがね橋」という吊橋があります。
入口近くにはこのような鉄下駄などが置かれていました。
見ていたところ、錫杖は大人3人ぐらいでやっと少し持ち上がるぐらいだったので、かなりの重さがあるのではないかと思います。
滝行用の龍王の滝です。
竜の口です。
ここから湧き出た水はとても澄んでいて、水底がはっきりと見えます。
入口近くにある龍王池です。
龍泉寺の裏山を登って行ったところにある吊橋のかりがね橋です。
読みにくいですが、かりがねとは「いわつばめ」のことを言うそうで、奈良県の天然記念物でもあるとのことです。
この吊橋が「いわつばめ」の飛ぶ姿に似てスマートであることから、かりがね橋と命名されたとのことでした。
橋の横は写真のように全面網が張られているので、怖くはないのではないかと思います。
橋の中央付近からの眺めです。洞川の街並みが一望できます。
吊橋までは少し登りますが、せっかくなので行ってみるのもいいと思います。
洞川温泉は標高が840mもあるので、結構涼しかったです。
夏の避暑にはちょうどいいのではないかと思います。